FXの仕組みと構造について
外国通貨のレートの変動によって出た差額で利益を得られることは、ご理解していただけたかと思います。この変動を使って多くのお金を動かし、収益を図ることをFXといいますが、次はこのレートの変動に注目していきます。
専門用語の解説
ニュースの最後によくアナウンサーの方が「今日の外国為替は1ドル●円となっており、先週から円高の波が続いています。」と放送するのを見ますが、きっとそういった関係の職業じゃない方たちにはあまり注目することはなかったと思います。
では、ちまたで言う「円高」や「円安」の意味は?
FXに必見と評判のサイトの説明によると円高とは、文字のイメージや雰囲気からするとなんとなく「価値が高くなっているのかな・・?」と思いますよね。その通りです。1ドルよりも自国通貨の価値が高くなっているような状態を円高といいます。ここまでご説明をすれば、大抵の方は「なるほど」と頷かれていると思うのですが、円安はその逆で、1ドルよりも安くなっているということを意味します。
突然ですが、ここで質問!
【1ドル=120円】と【1ドル=80円】ではどちらが円高だと思いますか?
正解は、「自分の国の通貨に値する価値が高く、反対にドルに値する価値が下がっている」ということで、1ドル=80円が円高。
為替レート
自国のお金と外国通貨とで取引を行うことがFX。そのやり取りは「売り」「買い」と言われており、テレビや郵便局などの案内モニターで表示されている【1ドル=120.00円~1ドル120.01円】は売る側の値段と買う側の値段で「売値(うりね)」と「買値(かいね)」と呼ばれていて、私がAさんに1ドルを売る場合120円で売れるということになり、またAさんは私の1ドルを買うために120円1銭が必要。FXの使い勝手の評判のひとつとしても、ここが重要になってくるのですが、この1銭の差を「スプレッド」といい表します。
「何、この1銭の差は?」そうなった方いませんか?
通常FXの評判でもある様に、「外国通貨を買うときだけ、少しだけ高い価格(買値)で買い付け、外国通貨が安くなってくるタイミングで少しだけ安い価格(売値)で手離す」というのが基本ですが、そのやり取りはなかなか自力では行うことが難しいと思われます。そこで、そのやり取りができるサービスを行っている会社があり、「スプレッド」というのは簡単に言うとそのFX会社への手数料ということです。FX会社はこの手数料で収益を得られているわけなのですね。